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What is Chiropractic? もっと詳しく知ろう「カイロプラクティック医学」

1.カイロプラクティック医学の守備範囲(適応範囲)

適応範囲


上の図にもあるように、カイロプラクティックでは健康な人、不健康な人の範囲の中でも背骨、骨盤を中心とした構造的な問題から生じる神経機能の働きの異常、すなわち病気になる前の体調不良などを施術することにより最大限の健康レベルを獲得することを目的としています。もっとわかりやすく説明すると下の3つになります。

  • ?現在ある痛みの不快な症状を取り除く。
  • ?骨格を正常にして、自然治癒力が100%発揮されるようにする。
  • ?健康な体質を維持し、病気を予防する。

2.カイロプラクティック施術と保険診療の違い


病院などの保険診療とカイロプラクティック施術の違いは、まず病院の診療では医療制度化において保険で治療を受けられる点であるのに対して、カイロプラクティックでは自由診療(自費診療)です。これは完全な疾病治療のみを保険の対象としている日本の医療システムのためで、未病(不健康者)を治し、健康レベルを高める予防医学は保険の対象となっていないためです。
そこで根本的なところですが、病院の医療は病気の治療を提供していますが、積極的なヘルスケア(健康管理)ではありません。それに対してカイロプラクティックの使命は、患者さんや患者さんの家族と協力して、可能な限り最高の健康を獲得し、病気治療とは無縁の状態を獲得するお手伝いをすることです。

保険診療との違い


上の図にもありますが、健康以下病気未満のいわゆる不健康状態である慢性的疾患(肩こり、腰痛)やムチ打ちなどの器質的異常のない症状に対してはカイロプラクティックの施術は費用面でも、保険診療の5分の1に抑えられ、通院期間も短くてすむことが海外の保険会社の調査で証明されています。ここで皆さんに考えて欲しいことは、確かに1回の治療費は2〜3割負担と軽微な料金で保険治療は受けられますが、通院期間や回数といった通院負担、トータルの医療費に関してカイロプラクティック施術よりはるかに負担が大きいのです。


頭の良い皆さんはもう気付きましたよね!


完全な病気や、高度医療には当然保険医療は必要不可欠ですが、未病のレベルや、現代医療の対応が難しい慢性の痛みなどは、料金的にも、回数的にも自費のカイロプラクティック施術の方が負担が少ないのです。


更に、保険治療では治療内容が細かく決められていて、それ以上は治療を行うことが出来ません。(統一された限定的なものになってしまいます)それに対して、自費治療は自由診療ですから、その人その人に応じたオーダーメイドな対応も出来ます。また保険診療の範囲は病気の治療ですから、治癒した後は通院できませんが、カイロプラクティックでは予防医療を本来の目的としていますので痛みや症状が改善した後でも一生涯のライフステージの中で積極的にヘルスケアとして利用が可能です。


皆さんが保険診療による治療が必要となってしまった場合は病院で、未病の治療は自由診療でと正しく使い分けが出来れば高騰し続ける国民医療費を軽減させるという社会貢献にも積極的に関与出来るということになり、大切な医療やその発展を皆さん一人一人の手で守ることが出来ます。

国民皆保険は崩壊寸前!!

国民医療費 平成22年現在年間34兆円  ⇒15年後年間55兆円の試算                               国民医療制度崩壊という最悪のシナリオへ


こういう事態が生じれば皆さん、高額な医療費を自己負担しなくてはならなくなり、誰もがなりうるガンや心臓病といった高度な治療を受けられなくなることになります。そうしたら困るのは皆さんです。ですから保険医療費の財源を大切にしたいですね!!必要な時に使えるために。このような社会背景から日本も海外並みにセルフメディケーション社会(健康の自己管理社会)になります。そこでカイロプラクティックというような予防医学を日々の生活に取り入れていくことが自己防衛しながら健やかに過ごすために今後、必須となる時代になってきます。


保険診療は薬と高度な機器を使用しますが、カイロプラクティクは手を中心とした医の原点である「手当て」を体現している保険診療にはない、ぬくもりのある、安心できるやさしい心が通じ合う医療です。

(賢い患者学を身に付けよう!!)

病院や治療院などの施設を選択する場合には日本では患者様(受益者)の自由な選択でどこを訪れるかは決めることが出来ます。誰も否定や批判することは出来ません。まったくの自由です。時に医師が他の療法の併用を現症状の悪化を避けるために受診を控えるように指導することはあると思いますが、基本的に誰も制限出来ません。個人の意思が尊重されるのです。これをフリーアクセスの原則といいます。日本という自由主義社会の素晴らしい所でもありますが、それぞれの医療やカイロプラクティックなどの代替療法、鍼灸や接骨院(整骨院)などの日本伝統療法から広くは気功、催眠療法そして祈り(祈祷)に至るまで様々な選択肢がありますが、どれも万能ではありません。それぞれの得意とする点や不適応症状(禁忌症)などがあり、皆様の症状や目的に応じてしっかり選択する必要があります。フリーアクセスの原則に対して相反するように自己責任の原則というものも生じ、選択にあたっては自由と同時に自らの責任もあるということです。ですからそれぞれの療法の性格の違いや適応範囲を調べて理解し、自分に最もあった施設を選ぶようにしましょう。


(良い治療院を見つけよう!)

治療室 猫橋カイロプラクティック 健康110番 e-ホットライン

近年、健康ブームの高まりの中、色々な健康情報が氾濫し混乱を招いているとともに、健やかな日常生活を送りたいと願う消費者に付け込み、高まる健康ブームに便乗した劣悪な健康ビジネス?も増え、一般の人々が被害にあわれる不幸なケースが増加しているようです。私たちのような治療院も一つの健康産業であり、代替医療(医療類似行為)という分野ですが、そこでも色々な問題が発生しており、消費者の方が被害に遭われるケースが増加しております。     
例を挙げれば、治療院・施術院にいって高額な布団を売りつけられた、無料治療といった広告で、健康セミナーに参加したら、その後高額な商品や有料の上級セミナー参加を強引に契約させられた、催眠商法だったなど、短期セミナーや数回のスクーリングの学習経験だけで臨床経験も積まずに開業している医学知識の乏しい整体療術による健康被害、健康食品トラブル、保険取扱い施術院での保険取扱いをめぐる不信感など・・・・多々発生しております!!
このような現状を憂う当院では医療コンサルタント会社 株式会社FMC 協力の下、健康業界の色々な疑問や不信感を解消してもらうための無料相談サービスを行っております。メールのみの受付になりますが懇切丁寧にお答えさせて頂きます。回答には数日間頂くこともありますが、その点はご了承下さい。

※また特定の個人や法人を誹謗中傷するようなコメント・質問、悪意的なものへの回答は一切致しませんので、その点もご了承下さい。

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自分にあった治療を選択したら、次にその療法の治療院探しです。一般的な良い治療院の特徴を挙げますので参考にしてみて下さい。

  • 1、電話の対応が良い
  • 2、質問に対してしっかり答えてくれる
  • 3、患者さんと同じ視点に立ってくれる
  • 4、痛み(苦痛)の少ない治療をしてくれる
  • 5、問診、検査を行い、カルテをしっかり取っている
  • 6、笑顔があり、安心できる
  • 7、優しい対応で個人個人をしっかり把握してくれている
  • 8、現在の症状や今後の状態(予後)の説明がある
  • 9、根拠もなく、次の予約を強引に取ろうとしない
  • 10、患者さんと共調して直そうとする姿勢がある

ちなみに来院を催促する営業色の強いメール、電話をしつこくしてくる治療院も患者さん視点に立っていないので気を付けましょう!


3.カイロプラクティク施術による健康への貢献度

健康回復曲線


  • ?は、急性の痛み(症状)を施術した際の回復具合
  • ?は、慢性の痛み(症状)を施術した際の回復具合
  • ?は、痛み症状を放置していた場合
  • ※?、?のようにしっかり施術すれば高いレベルの健康状態を獲得でき、更にメンテナンスとして施術していけば高い健康レベルを維持することが出来ます。

4.カイロプラクティクの有効性が認められた海外の調査レポート


1、 ニュージーランドレポートカイロプラクティック調査委員会
1979年 NZ  有効性を認める

2、オーストラリア厚生省メディケア受益検討委員会
1984年 豪州  有効性を認める

3、スウェーデン代替医療委員会報告書
1987年 SWE  有効性を認める

4、米国厚生省 ランド研究
    「腰椎に対する脊椎マニピュレーションの適応性」
1991年 米国  有効性を認める

5、カナダオンタリオ州政府マンガレポート
1993年 CAN   有効性を認める

6、英国王室基金ビングハムレポート
1993年 英国  有効性を認める

7、米連邦政府ヘルスケア対策研究局
「成人における急性腰痛の諸問題腰痛ガイドライン」
1994年 米国  有効性を認める

8、英国政府
「腰痛の臨床業務ガイドライン」
「腰痛ガイドライン」
1995年 英国  有効性を認める

9、カナダケベック州
「むち打ち関連疾患に関する調査」
1995年 CAN  有効性を認める

10、英国腰痛運動とマニピュレーションの無作為試験
2004年  英国  有効性を認める

11、「カイロプラクティックの基礎教育と安全性に関するWHOガイドライン」
2005年  WHO 有効性を認める

12、慢性非特異的腰痛管理
「ヨーロピアンガイドライン」
2006年  欧州  有効性を認める

13、「米国内科学会および米国疼痛学会による統合臨床診療ガイドライン」
2007年  米国  有効性を認める

 

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