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パニック障害診断テストシート

パニック障害チェック


突然 胸がドキドキし 胸がしめつけられ 息ができなくなり このまま死ぬのではないか、気が変になるのではないか という強い不安におそわれる・・・
思いがけない事態が起きたときに一時的にパニック状態に陥ることは誰にでも起こりうることですが、特に何の原因もなく、また体に悪いところがあるわけでもないのにこのようなパニック状態に陥るのが「パニック障害」です。

あなたの症状がパニック障害ではないか、セルフチェックしてみましょう!!

パニック障害 5つの質問


最近2週間のうちに以前と違っていて(昔からあてはまるものは除く)
今のあなたに当てはまる方を選んで下さい。


1.明らかな理由がないのに、突然強い不安の発作(パニック)に襲われる 。
2.発作時、以下のうち4項目以上の症状があり10分以内にピークに達する。

(A),心臓がドキドキし、脈が速くなる。
(B),息切れ、息苦しさ、ハーハーと息をする。
(C)息がつまる・窒息する。
(D)めまい、ふらふらする、頭がボーとする、気が遠くなる。
(E)手足や体のふるえ。
(F)手足や体のしびれ。
(G)発汗。
(H)頭や体がカーッと熱くなる。手足が冷たくなる。 寒気がする。
(I )吐き気、腹部の不快感。
(J)自分が自分でないような感じ、現実感がない。
(K)今にも死んでしまうのではないかと思う。
(L)気が変になるのではないか、何かとんでもないことを しでかしてしまうのではないかと思う。

3.1,2の条件をみたす発作が、今までに2回以上あった。
4.発作が起きた後、また起るのではないかという不安や、発作にまつわるその他の心配が1ヶ月以上続いている。
5.心臓やその他の体の病気が原因ではない。
 

※「DSM-?精神疾患の分類と診断の手引き」より

パニック障害兆候レベル


●2つ以上当てはまらない方は心配ないと思われます。しかし他の疾患が隠れていることもあります。
●4つ当てはまる方も違うようですが、他の疾患が隠れていることもありますので、一度、専門家へ相談をするようにしてください。
●5つの項目すべて当てはまるあなた。パニック障害の疑いが強いです。専門家へ相談をするようにしてください。
※上記のチェックリストはあくまで目安です。安易に自己判断せず専門家に相談して下さい!!

パニック障害の実態

この先に起こる危険を察知して心の準備をしたり緊急事態に備えた体の状態にするのは生き物として当然の反応ですが、実際には危険が迫っていないのに誤って非常事態ととらえてしまい様々な心身の反応を起こしてしまうのだと考えられています。

決して珍しくない病気

日本では認知されてきたのは最近ですが、100人に1人はパニック障害にかかったことがあるとも言われており、そう珍しい病気ではないのです。
パニック障害自体は命に関わる病気ではなく、慢性化することもありますが早い時期に適切な治療をすれば治りやすい病気だとも言われています。

不安障害の一つ

昔は不安神経症や心臓神経症と一緒に扱われていましたが、現在では「パニック障害」として区別されています。
パニック障害は「不安障害」の一つに分類されます。
不安は誰もが持っている感情ですが、繰り返し起こり頭を離れない病的な不安で日常生活に支障をきたすような状態を「不安障害」といいます。

いろいろな不安障害

●全般性不安障害
漠然とした不安を抱えたり日常の事柄を過剰に心配する

●心的外傷後ストレス障害(PTSD)
事故、災害、家族の死、暴力などの体験で心に傷を負ったことで発症。夢でうなされたり恐しい場面を繰り返し思い出したり神経過敏や不眠などに陥る

●強迫性障害
家の鍵をかけたか何度も確認したり何度も計算をし直すなど無意味な強迫観念にとらわれ行動してしまい、やめることができない。

●恐怖症
【広場恐怖】
パニック発作が起きることを心配し、恥をかいたり、逃げたり助けが得られなさそうな場所を恐れ避ける
【社会恐怖】
人前に出たり恥をかくことを恐れる。対人恐怖、赤面症など。
【特定の恐怖症】
特定の対象に恐怖を感じる。高所恐怖、閉所恐怖、先端恐怖など。

●パニック障害

セロトニン仮説、ノルアドレナリン仮説、ギャバ・ベンゾジアゼピン仮説などが云われていますがはっきりしたものは定まっていません。しかし、いずれにしろ自律神経の働きが乱れることでパニック発作が起こると考えられます。パニック障害には、自律神経を整える自律神経療法を受けることが必要になりますが、日頃から自律神経を整える生活環境と心の平穏も必要となります。

自律神経・パニック障害についての詳しいことはこちらをご覧ください。

自律神経療法の詳しいことはこちらをご覧ください。

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